講師:名久井直子(ブックデザイナー)
2回目の授業で個別に出していただいた課題の講評
◎有名童話の前夜、その後シリーズ(かぐや姫の前夜、ももたろうの前夜、3匹の子豚のその後など)
◎主人公の部屋、インテリア、小物、洋服など着せ替えセットをつくる
◎時代物の挿絵
◎海外名作童話シリーズ3部作
などなど。
3回の授業のなかで、それぞれの眠っている力や個性を引き出すような、また、苦手を克服するような課題を出してくださいました。
毎回、フィードバックがあることで、それぞれが成長を実感できたのではないかと思います。
また、今回はスペシャルゲストに大島依提亜さんも来てくださり、お二人で作品講評をしてくださいました。
面白かったのが、同じ絵に対して、名久井さんと大島さんとで評価が真逆のことがあったこと。
好き嫌いということではなく、お二人の仕事のジャンルが違う(装幀と映画)からなのではないか、というお話がありました。
そこから、それぞれの仕事に合わせて異なるタイプのイメージが求められる、という話になり、イラストレーターの役割についてとても興味深いお話を伺うことができました。