絵本コース 1/12
前半は、編集を担当されている「たくさんのふしぎ」シリーズを紹介していただきながら、ノンフィクション絵本の魅力について。
後半は課題「自分の身の回りにある、心ひかれる動植物の絵を描く」の講評でした。
「たくさんのふしぎ」は文章が多く、子どもには難しいのでは?と言われるそうですが、熱量をもったその分野の第一人者に、子ども向けだからとレベルを落とさず書いてもらうことで、「よくわからないけどこんな世界があるんだ!と感じる子がいれば」という思いで作られているとのこと。
編集者の矜持を感じました。
『馬と生きる』(文:澄川嘉彦、絵:五十嵐大介)
デザインは講師の名久井直子さん。
「本物の太陽」を見るために、真冬の北極を旅することにした角幡さん。ほぼ全編真っ暗な舞台に、月明かりの薄い青や緑、そしてラストの太陽!子どもが読んだらトラウマになるのではと思うほど、山村さんの絵がすさまじいです。