4/4 イラスト卒業生コース
講師:大原大次郎(グラフィックデザイナー)
課題「前回つくった文字をブラッシュアップし、任意のメディアにレイアウトする」の講評。
3回の授業の中で、図と地の関係、絵の構造と文字の関係について考えました。
「未熟な完成」「人為的な雑然」など気になるキーワードも。
4/4 絵本コース
講師:松田素子(絵本編集者)
絵本ラフの講評。
どうすれば、何千人もの人に読んでもらえる(出版できる)絵本になるか、作品に説得力がでるか。
絵本の出版を目指す上で、大事なコメントをたくさんいただきました。
松田さんは、ミキハウスの「宮沢賢治の絵本」シリーズを担当されていて、講師の飯野和好さん、岡田千晶さん、及川賢治さん(100%ORANGE)、やぎたみこさんもこのシリーズに参加されています。
こちらの絵本ナビのインタビューは読み応えたっぷりです。
3/27 イラストコース
講師:菊地敦己(アートディレクター)
課題「以前に描いた絵を2色で描き直す」の講評。
課題のねらいは、制限を設けること、情報の量に意識的になること。
方法面でのルールを作ることで生まれるダイナミズムや、
情報の量とコミュニケーションの速さについて考える機会になりました。
菊地さんがアートディレクションを担当されている、サリースコットの季刊カタログ『ケダマ #18』に、卒業生の竹浪音羽さんのイラストレーションが掲載されています。
ページを繰り、順番に写真を見ていきながら、竹浪さんの絵が現れた瞬間、思わず息を呑みました。
菊地さんの事務所での授業が思い出されます。
『ケダマ』は、サリースコット銀座店で手に入ります。