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12/21 イラストコース

講師:北村人イラストレーター)

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課題「2色で描く」の講評。

 

色数を絞ることで、思ってもみないアイディアが出ることがある。

制約を設けること、流行との距離の取り方、絵を文章にすることなど、自分の絵をどう客観的に捉えるか、北村さんの方法に触れることができました。

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12/21 イラスト基礎コース

講師:飯田淳イラストレーター)

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実技「手作りの道具で描く」

 

筆記用具ではないもので描くことで、自然ともう一度ちゃんと見て、意識して描くようになります。

それによっていい線が生まれる。

 

飯田さんの3回の授業は、いずれも慣れや頭だけで描かないためのトレーニングでした。

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12/15 絵本コース

講師:やぎたみこ(絵本作家)

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課題「前回作った、子供がちょっと怖いと思うキャラクターを登場させて、絵本ラフを作る」の講評。

 

キャラクターの性格や特徴を物語の中でどういかすか、キャラクター同士の関係性をどう作るか、具体的なアドバイスをいただきました。

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ほげちゃんえほん(3巻セット)

ほげちゃんえほん(3巻セット)

 
風の又三郎 (宮沢賢治の絵本シリーズ)

風の又三郎 (宮沢賢治の絵本シリーズ)

 

12/15 イラスト卒業生コース

講師:大島依提亜(アートディレクター)

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課題「半年間で1枚の絵を描く」

 

今回の課題は、半年間、毎日少しでも筆を入れて1枚の絵を完成させる、という前代未聞の試みでしたが、それぞれの個性や問題意識がよく出た力作が並び、その絵に折り畳まれた時間の厚みに思いをはせると感慨深いものが。

 

半年間「毎日描く」という呪い?をかけられたみなさん、お疲れさまでした!

そしてInstagramで毎日チェックしてくださり、折りにふれて激励のメッセージをくださった依提亜さん、ありがとうございました!

 

全員の作品を紹介していきたいと思います。

1人目は、のせなおみさん。

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無計画に描いていったものが組み合わさった時に生まれる面白さ。

上下左右を組み替えても成立するパズル性。

モチーフや色、形が変奏され、絵の中の要素が響き合って全体として調和を感じます。

細部までじーっと見ていたくなる、とても見応えのある「遅い絵」でした!

 

2人目は栗林さちさん。

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栗林さんが得意とする赤と黄の色づかいの引きの絵で、横へ横へと続いていくストーリー性のある絵。
ラストのエモーショナルな色彩展開にグッときます。
引きと寄り、ストーリーと色彩の関係を考えさせられました。
 
3人目は、まるやまゆうじさん。

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途中経過を見ていて、どうなるかまったくわからなかった一人です。
毎日一色つくってキャンバスにのせていき、不思議な形と色彩の絵画に。
まるやまさんは次回(1/26)の個別課題も『ライオンと魔女ナルニア国物語)』の挿絵を毎日描くことに決定。
冒険は続きます。
 
4人目は、おおもとゆきこさん。

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ビートルズ『サージェントペッパーズ~』のジャケットです。
膨大な人物を毎日少しずつ描いていき、最後に切り貼りして完成。
最終的に重なり合って顔しか見えない人物ですが、実物は妙な厚みがあり、その厚みに半年間という時間が凝縮されているようで心が震えました。
 
5人目は、オサジマケイコさん。

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毎日スケッチをして自分の線を探る。
形や線、色のつけ方、目の描き方、自分のスタイルを見つめ直す半年間。
依提亜さんが褒めてくださった目の描き方が最終盤に描いたもので、やっぱりいろいろ試してみた上で自然に描けた時に、いいものが描けるんだなぁと深く納得。
 
6人目は、SEIICHIさん。

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ほぼ1日1枚、今回最多の枚数でした。
時系列に見ていくと、エアブラシを使ったスタイルがどんどん変化、洗練されていく様子が伺えます。
ひとつのスタイルを突き詰めていくとはどういうことか、そこからどう課題を見つけるか、勉強になりました。
 
7人目は、つきみのさん。

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人が見たときに「この絵は完成している」と思わせるにはどうするか。
時間をかけて描き込めばいいのか(密度を上げる)、広げていけばいいのか(大きくする)。
平面性と奥行き、どこで筆を止めるか、作品の「完成」とは何か?絵を描く人にとっての永遠の課題です。
 
最後はミカミシンタロウさんです。

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1人の女性がいる風景が横へ横へとつながっていく、絵巻物のような作品。
色付けもしたかったとのことですが、絵として完成させるのか、ラフのまま完成させずに次へ次へと続けていくのか、完成とはなにか?これまた考えさせられました。
 
以上です。
そして今回の作品をふまえて、次回(1/26)の授業の個別課題も依提亜さんから出ています。
中には引き続き毎日描いている生徒さんも。
次はどんな作品が見れるか楽しみです!

12/14 イラストコース

講師:名久井直子(ブックデザイナー)

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課題「3人の関係を描く(ストーリーのようなものが見えるように)」

 

みなさんの妄想が膨らんだ面白い作品が並びましたが、言葉で説明して分からせるのではなく、見た目でフィクションを支えるにはどうするか、考えさせられる授業でした。

 

そして授業内容とは関係ありませんが、名久井さんのセーターがかわいかったです。

 

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12/14 イラスト基礎コース

講師:北村人イラストレーター)

 

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自由課題の講評。

 

前回の実技の授業をふまえて、自分が描きたいものを描きたい技法で描いてみる。

ひとりひとりに、じっくり考えることを促す北村さんの講評でした。

「自分には何ができないかも含めて考える」

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12/8 絵本コース

講師:たんじあきこ(絵本作家)

Akiko Tanji

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前半は、キャラクター作りを中心に、たんじさんの絵本の作り方をお話していただきました。

 

後半は課題「自分を反映させた/憧れるキャラクターを描く」の講評。

面白い設定、性格のキャラクターがたくさん登場し、それをもとにどんなお話ができるか想像が膨らみました。

 

いじわるちゃん こんな子きらいかな?

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たんじあきこ せいかつ・えほんシリーズ 全3巻

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