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講師:木村真(編集者)
課題「『ゆきドラゴン』のテキストを読んでラフをつくる」の講評。
同じテキストでも人によって違う解釈があり、アプローチの仕方もそれぞれでした。
『ゆきドラゴン』は作画と文章が分かれているタイプの絵本です。
今回の課題は、絵と文の関係を自分の中で客観視するための練習だったそうです。
後半は、実際の『ゆきドラゴン』のラフ、色校正など絵本になる行程を見せて頂き、印刷についてのお話などをしていただきました。
最後はたくさんの質問にお答えいただきました。
ポートフォリオの講評
最初に、いとうさんのお仕事をいくつかご紹介いただきました。
装幀や映画のお仕事などさまざまです。
いとうさんご自身がパレットクラブ1期の卒業生でいらっしゃいます。
その当時の作品ファイルを見せていただきました。
今のいとうさんの原型が垣間見えてとても感動しました。
その後、ポートフォリオを丁寧に講評してくださいました。
作品のタッチは卒業後もどんどん変わるから、「自分はこう!」とあまり決めつけないで、自分にしかできないことをどんどんチャレンジするようにとアドバイスしていただきました。