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課題「人物をモノクロとカラーで描く」の講評。
講評の中で強調されていたのが、「もの」をただ描くだけでなく、「絵」を描くことが、上達していくためには必要とのことでした。
では、「絵」を描くためにはどうすればいいか。
構図や画面の作り方、色の配分、線で描くか面で描くかなど、「絵」にするためのポイントをそれぞれの課題作品に合わせてコメントしていただきました。
その後、網中さんがイラストレーターになるまでのお話をしていただきました。
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講義「日本イラストレーション史」
日本のイラストレーションの歴史について、今回は特に80年代の状況をお話ししていただきました。
キーワードは「スーパーリアル」と「ヘタうま」。
この2つの言葉を手がかりに、独自の進み方をした80年代の日本のイラストレーションについて説明してくださいました。
オタク文化やゲームの影響、「パルコ」や「ビックリハウス」などの西武セゾングループがもたらしたもの、「日本グラフィック展」のインパクトなどを見ながら、その後のボーダーレス化していくイラストレーションの要因について、都築さんの研究の成果を示してくださいました。
現在のイラストレーションの状況を考える上で、80年代がひとつの分岐点になったのではないか。
そんな都築さんの視点はとても興味深く、説得的でした。
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現代美術史日本篇1945-2014: ART HISTORY: JAPAN 1945-2014
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