コース紹介2回目は「イラスト基礎コース」です。
イラスト基礎コースはこんな方を対象にしています。
・落書き程度に絵は描いているけれども1枚の作品を仕上げることはあまりしていない方
・自分の描き方に満足しておらず絵の幅を広げたい方
・絵は好きで描いているけれど「イラスト」を意識して描いたことがない方
授業内容は、実技と課題講評からなり、全体の約3分の2が実技、残りが課題講評です。
実技の授業では、2時間の授業のなかで作品を制作し、最後に簡単な講評があります。
デッサンやクロッキーといった基礎的なことから、講師が普段使っている少し変わった技法やトレーニング方法まで、自分のスタイルをつくる上で役立つ、いろいろなタイプの授業があります。
こちらから昨年のイラスト基礎コースの授業の様子や生徒さんの作品をご覧になれます。
今期からイラスト基礎コースには、新たにイラストレーターの北村人さんが講師に加わりました。
出版から広告、最近では絵本まで幅広く活躍されている北村さん。
福音館書店から「こどものとも0.1.2」5月号として、絵本「はーい おはよう!」が発売されたばかりです。
最後に、21期イラスト基礎コースに通っていた山口たまえさんのメッセージと作品をご紹介します。
山口たまえ
https://www.instagram.com/tamacotori3/
毎週変わる講師の方々から出されるお題がユニークで、それに自分なりに応えるために常に課題のことを考える日々でした。始めの頃は、アイデアはたくさん出るのにそれをカタチにする技術がなく、もどかしい思いをしました。印象に残っている講師の言葉は「量を描けば技術が追いついていき、さらには技術を超えてイマジネーションが次々と出てくる時がやがて来る」。この言葉を支えに、くじけることなく毎日少しの時間でも描くように心がけています。ほかにもさまざまな講師の方々からいただいた言葉一つ一つが、日々の制作の大きな励みになってます。