25期開講中。授業見学は対面、オンラインで随時受付中です。   お問い合わせ:information@pale.tv 03-3542-8099


本日は20期生インタビューはお二人のご紹介致します。

お一人目はイラストコースの古沢有莉さんです。
古沢さんは19期と20期と2年間、イラストコースに通われました。


そして、ただいま開催中の卒業制作展のDMを担当されました。
DMの絵は毎年、パレットクラブ内コンペで投票され選出されます!



Q
パレットを選んだきっかけ


A
学校を検討している時にインターネットで見つけました。
授業ごとにいろいろな先生に見ていただけるので
客観的に自分の作品を見直す機会になるし、
講師の方の制作の留意点なども聞いてみたいと思いました。



Q

実際に授業を受けてみて

A
イラストレーターの方は同業的立場として、アートディレクターの方はイラストいう素材の一つとして客観的に厳し目な視点な違いがあるのが面白かったです。
普段は雲の上の存在のような方々が実際に眼の前で話してくださるのが貴重な体験でしたが、毎回心臓ばくばくでした。


Q
特に印象的だったこと

A
個性は意図的に生み出すというよりは何枚何枚も書いて無駄を省いて、最後に残るようなものという意味のことをヒロ杉山さんから伺い、大塚いちおさんや他の先生方も同じ意味のことをおっしゃっていたので、自分の絵のタッチの方向を決めていく指針になりました。
網中いづるさんのキャリアでも未だに制作時に心がけていることなどが、今の自分にも通じることだったので大変参考になりました。
どの先生方もこれは、と思うアドバイスが毎回あったように思います。

Q
今後の活動

A
本の装画や絵本は目標の一つとしてありますが、雑誌やパッケージや店舗の装飾や看板、音楽系のビジュアル表現など、幅広くチャレンジできるよう頑張りたいです。
ただ現在イラストの仕事自体は世の中で多くはないと思うので、自分から何か発信していくこともしたいと思っています。


古沢さん、ありがとうございました!



続けてイラスト基礎コースの大友 理宇さんをご紹介します!


Q
パレットを選んだきっかけは?

A
著名な現役イラストレーターの方々が講師であり、原田治さんが主宰されていたことも、もちろん重要ですが、明るい黄色い扉と築地場外市場の路地の中にあることに惹かれたようにも思います。また、パレットクラブで行われた講師の方々の展覧会も興味深かったです。ラフから仕上がりまでの展示であるとか大サイズの原画であるとか、イラストレーターの手仕事が垣間見れて面白かったです。



Q
実際に授業を受けてどうでした?


A
正直に言うと、戸惑ったり課題の主旨を上手く消化できていなかったりして、当日の朝に手直しして持って行ったこともあるのですが、与えられた課題を考えて自分なりの表現で作品制作したり、実技に臨んだりと、イラストレーションに没頭できたことは単純に楽しかったです。それと、受講生も様々な職業の方や年齢の方がいらして、クラスメイトの作品や考えに刺激を受けました。



Q
特に印象だったこと


A
個人的にはヒロ杉山さんと前田ひさえさんの授業がとても印象に残っており、その課題を通して自分の視覚的印象を直接的に表現したり、連作することで自作を考えることは重要なことの一つのように思います。一方、毎回趣向の異なる授業があり、他コースの聴講など、変化に富んだ一年を過ごせました。そして、クラスメイトと話し合って作った卒業時の冊子制作もとても印象的で、個人での作業が多いイラストレーションですが、協力して制作した冊子作りも貴重な経験でした。




Q
今後の活動(やりたい仕事や興味あるジャンルは?)


A
私は文学や社会科学などにも興味があり親しんできたので、書籍の装画であるとか文学や社会科学関連の特集や雑誌などに関われたら良いと思います。余談ですが、卒業制作は四人のポートレートを組み合わせた作品で、それは仏小説家ミシェル・ウエルベック『地図と領土』から感化されたもので、現代の美術市場(art market)と情報産業(information imdustry)とを象徴する人物たちを描きました。


大友さん、ありがとうございました!

貴重なお話を伺えて、大変感謝致します。
お二人のご活躍を楽しみにしております。


いよいよ明日は最終日です。
みなさまのお越しをお待ちしております。

18時までとなりますので、お気をつけください。



3月16日(金)〜3月25日(日)
1:00〜7:00pm(最終日は6:00pmまで)
パレットクラブにて [MAP]