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講師:長崎訓子イラストレーター)


事前に配布した「3つのキーワード」を元にしたイラストレーションを作ってきてください。

●ラフスケッチ 3枚以上
●仕上げたもの 1枚以上

サイズ、画材などは自由。

「キーワード」の扱いについては各自で判断すること。
ただし、必ず3つ全部を取り入れること。


最初に、具体的にどういうイラストの仕事をしたいかを、一人一人に発表しました。
理想のような手の届かない目標ではなく、具体的なモデルケースをイメージして、一つ一つ成果を上げる事が大事だそうです。

課題講評では、クライアントの対策ができているか、発注がきたときに自分の世界を仕事にどう盛り込めるか、どう答えられるかがポイントとなりました。
また『何を』『どう』『描くか』をについてにもお話いただきました。
目的を具体的に設定し、自分の作品の見せ方も意識して描きつづけること、仕事をしていくことが大事なんですね。


講師:木村真(編集者)

<課題>
A4用紙1枚くらいに、絵本の企画書を書いてくる。
(フォーマットは自由)+イメージビジュアル1枚(もしくはダミー)


絵本の企画会議のような形で、ひとりひとり考えてきた企画書(タイトル、著者名(プロフィール)、体裁イメージ、予価、企画の背景(ねらい)、対象年齢、類書があるかどうか)
を順番に発表していきました。

木村さんからは商業出版を意識した編集者の目線で一人一人丁寧にアドバイスしてくださいました。

トリックアートの絵本、お買い物のお話、靴屋さんのお話など、それも面白そうでした。

絵本作家は普段は企画書を作ったり、会議をしたりしないけれど、編集者の立場になってみることで、
商業出版について理解できたり、絵本作りを客観的に見る目を養うことができるんですね。

次回は今回の企画書のラフを作ってくる課題が出されました。
具体的に形になっていく過程を見られることがとても楽しみです!