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第10回は、文藝春秋デザイン部の大久保明子さんです。


小説やエッセイを中心にした書籍の装幀で活躍されています。


パレットクラブでは、イラストコースで教えていただいています。
大久保明子さんに関する過去の記事
授業では、売込み形式で1人ずつポートフォリオを見ていただいています。


昨年は、村上春樹さんの小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』のデザインを手がけられた大久保さん。
川上弘美さんの『真鶴』で第38回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞し、これまでに装幀を担当された本の数はおよそ1000冊にもなるそうです。

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

真鶴

真鶴


これまでの講師紹介でとりあげた、朝倉かすみさん『てらさふ』(装画:網中いづるさん)、中島京子さん『小さいおうち』(装画:いとう瞳さん)、平松洋子さん『ひさしぶりの海苔弁』(画:安西水丸さん)の装幀も担当されています。

てらさふ

てらさふ

小さいおうち

小さいおうち

ひさしぶりの海苔弁

ひさしぶりの海苔弁


【大久保明子さんから生徒さんへのメッセージQ&A】
Q.イラストレーターとして何が最も大切なこと?
A.絵が描けるのはもちろんですが、コミュニケーションのとれる人であること。
Q.影響を受けた作家は?
A.河野鷹思ディック・ブルーナせなけいこ などなど
Q.生徒さんが見ておくべき、知っておいたらよい作品は?
A.長く第一線で活躍しているイラストレーターさん達の作品。
Q.これから入学される生徒さんへのアドバイス
A.イラストレーターとしてお金をもらって絵を描く、というのは大変なことだと思います。長く続けていく、というのは更に大変なことです。でもそうやって生きていけたら、とても素敵なことだと思います


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